「自施設の感染対策上の問題点を明確にし、改善策を実践できる」を目標に、令和4年8月18日(木)?19日(金)、26日(金)?27日(土)の4日間に渡り全日程を「ZOOM」によるオンラインで行いました。
県内、県外の病院や老健施設から、施設管理者や部署の管理者、感染対策委員、これから感染対策の役割を担う看護師54名の方が参加しました。研修では、感染管理における組織作りから標準予防策をはじめ具体的な感染防止技術、サーベイランスなど、この分野で活躍されている多職種の講師から講義を受けました。
また、演習では中国足彩在线,大发体育感染症を想定した事例から自施設や自部署での対応についてディスカッションを行いました。コロナ禍ということも影響しているのか、積極的な質問や受講生同士でアドバイスし合う姿が見られ、受講生の感染対策への意識の高さが伝わってきた4日間でした。研修会の目標である感染管理課題改善計画書の立案では、グループワークを通して情報共有し、各自が自施設での感染対策上の問題点や課題を明確にしました。改善に向けて具体的方策を検討し、施設での感染管理に活用できることを期待します。
終了後のアンケートでは、感染予防対策の知識を得、理解できたと答えた受講生は9割以上でした。「自施設に足りない部分や具体的な感染対策について考える機会となりとても有意義な研修だった。」「他の施設の感染対策などを知ることができてよかった。感染委員での活動がよくわからないまま活動していたが、研修に参加して自分が行わなければならない事を理解できた。」「座学だけではなく、グループワークすることで考えがまとまった。」「グループワークの中で考えさせられ、アドバイスをもらうことで、病棟でも実践できそうに思えた。」「サーベイランスの話や細菌の話に興味が持てた。」「自分の病院での感染対策上の課題や具体策がみえた。」「感染の知識の向上、関心が高まり、これからも自己研鑽に励み、自施設の感染対策に協力していきたい。」など多くの感想も寄せられました。
研修企画担当:北川洋子、大井希美佳、松澤麻里